第十話師匠は行方不明 (下)
顿感男与恋爱脑
省流:魔公爵扎伍斯满是算计忽视了一位纯情少女(阿尔吉纳)的情感
关键词:扎伍斯,阿尔吉纳,操练,教授,生存,女主角,猜忌
「なにをそんなに驚くことがあるんだよ?」
「为什么一副惊讶的表情呢?」
「だ、だって……。ザウスは男でしょ?」
「因,因为……。扎伍斯是男生吧?」
「はぁ?男が女に剣技を教えてもらったらダメなのか?」
「哈?难道说男的不可以请女生教剑技吗?」
「いや……。ダメじゃないけど、そんな貴族はきいたことがないわよ。それに、私(あたし)は15歳だし。あんたと同じ年齢だわ」
「不……。倒不是说不行,我没听说过有这么个贵族啊。而且,我才15,和你一样大。」
「性別とか年齢は関係ないよ。別に女だろうと同い年だろうと、実力があるものが先生になって教えた方が効率がいいよ。俺は気にしないさ」
「性别年龄什么的没关系。我不在意女的什么或是同龄什么的。请有实力的人做老师会很有效率。我很乐意。」
「ザ、ザウスは変わっているわね」
「扎,扎伍斯你很奇怪。」
「そうか?」
「是吗?」
「だって……。魔公爵らしくない」
「因为……。你不像魔公爵。」
そういわれても、俺の肌は青いし、額には角があるしなぁ……。
即便你这么说,我的皮肤是青色的,额头上也有角……。
「いや、見た目じゃなくてさ……。なんていうか、全然えらそうじゃないし……。なにより部下に慕われているわ」
「不,不是外表……。怎么说呢,完全不傲慢……。很能受到部下仰慕。」
「は?なんだそれ?」
「哈?那是啥?」
「みんなあんたのことを好いてる」
「大家都很喜欢你呀。」
「はぁ?」
「哈!?」
やれやれ。
欸呀欸呀。
勘違いしているなぁ。
别误会了呀。
主従関係で利害が一致しているだけにすぎん。
这只不过是主从间厉害关系达成一致了。
支配者は衣食住の提供する。そして、部下は雑用をはじめ主人を守るのが仕事なんだ。
统治者提供衣食住。然后,部下干干杂物,保护主公是其职责。
特に、俺が部下を鍛えているのは勇者に負けないためだからな。
尤其是,我锻炼他们也只是因为我不想输给勇者。
自分の命が助かるために部下を鍛えているだけにすぎん。
我锻炼部下也的只是为了自己保命。
モンスターのことなんかどうでもいいんだ。大切なのは自分の命さ。
怪物们咋样都无所谓。自己的命还是最重要的。
その証拠に、俺は部下たちを強制的に訓練させてスパルタ教育をしているからな。
证据就是,我强制让部下接受巴鲁斯式的教育,残酷训练。
くくく。俺は容赦はしない。
呵呵呵,我还真是十恶不赦啊。
だから、モンスターが俺を好いているなんてことは可能性としては低いんだ。
所以,怪物们会喜欢我的可能性应该不大。
むしろ恨まれているとも考えられる。ゆえに、妙な噂は信じない。
倒不如说应该会恨我。所以,不可轻信传言。
おそらく、モンスターが俺のことを好き、というのは訓練の度合いを緩めて欲しいからいっているのだろう。くくく。そんなおべんちゃらが俺に通じると思ったか。
恐怕,怪物们喜欢我,应该是想让我减少训练量。呵呵,以为这点手段能对我的路子。
そんなことはさせないぞ。ビシビシ鍛えてやるんだからな。
不会让你们得逞的。我必须得狠狠锻炼你们!
「モンスターどもはビシビシ鍛えてやってくれ。手を抜くんじゃないぞ。泣こうがわめこうが構うもんか。みっちり教育してやってくれ」
「怪物们都猛猛训练,从来没留情过。是哭是叫我也不管。锻炼他们我从不留情面。」
「え?う、うん……」
「诶?啊,嗯……」
「でも、休憩は1時間に1回な。汗の量が多い時は、適度な水分量と休憩はまめに取るように頼むな」
「但是,一个小时休息一次。出汗多的时候,您还给他们适度补充水分,让他们休息,真的很可靠。」
くくく。
呵呵呵。
訓練で負傷してしまっては戦力の低下につながるからなぁあああ!
训练受伤的话,战斗力会降低的呀。
「あ、それと。オークどもは昼食後は少しだけ昼寝をさせてやってくれ」
「啊,还有。小猪们吃过午饭还让他们休息。」
そっちの方が午前の疲れがとれて効率的なんだ。
因为这么做他们会消除疲劳,效率更高啊。
そんな傍ら、彼女はブツブツと何かをいっていた。
看来,那些猪猪应该是跟她说什么了。
「超部下想いじゃん。優しいってば……」
「特别体贴部下,多温柔呀。」
「ん?なんかいったか??」
「嗯?你说什么?」
「毎日、夕方の4時には訓練が終わってさ。毎週日曜日は休みでしょ?」
「每天下午4点结束,周日还有休息。」
「オンとオフは大事なんだ。ダラダラと訓練をしても強くはなれんよ」
「收放自如才是关键,训练太多是不会变强的。」
「…………」
「……」
「なんだ?不服か?だったらいってくれ。こっちは戦闘技術を教えてもらっているからな。給金や休日の相談ならできるだけ希望に寄せるつもりだ。不満があるならいってくれ」
「怎么?不听指挥?那就说出来啊。毕竟是我们请你来教的,薪酬和休息想谈的话,我们也会尽力满足。要是有什么不满的话,也最好说出来。」
「べ、別に……」
「没,没有……」
「じゃあ、俺に剣技を教えてくれ」
「那么,教我剑术吧!」
「う、うん……」
「啊,嗯……」
「なんだよ。変な目で見てさ?」
「怎么了嘛。你的眼神好奇怪啊。」
「いや……別に……」
「不……没有……」
そういえば顔が赤いな。
话是这么说,可是她脸好红。
「もしかして熱があるのか?」
「你该不会是发烧了吧。」
「……そんなんじゃない」
「不是的……」
「熱がある場合はいってくれ。医療班もあるしな。風邪なら仕事は休んでいいから、すぐに家に帰って寝てくれ」
「发烧了也告诉我。我们有医疗组。感冒的话就休息休息,今天你还是回去睡吧。」
そっちのほうが風邪が感染らなくて効率的なんだよな。
这么做才不会感冒,比较有效率。
みんなが風邪をひいたら訓練が遅れる。
なにごとも効率的にだ。
要是给大家也传染了,就坏菜了。还耽误训练。
「や、優しすぎる……」
「您,您太温柔了……」
「は?勘違いするなよ。バカなのか?」
「哈?别误会了啊。你是笨蛋吗?」
「バカじゃないわよ!」
「我才不笨!」
なにごとも効率重視だっての。
无论如何效率优先。
「それより体調は大丈夫なのか?」
「比起那个,你身体没事吧?」
「……う、うん。私(あたし)は大丈夫よ。あんたに剣技を教えてあげるわ」
「嗯。嗯。我没事。我可以教你。」
そういえば、彼女は人気キャラだったな。
话说回来,她是热门角色来着。
おしとやかな年上のメエエルに対抗する同い年のアルジェナ。彼女はちょっとツンデレキャラだったな。
比起文静的梅耶耶尔,她是那种带点傲娇的角色。
ファンの人気はこの2人に分かれていたっけ。
粉丝的关注似乎让这俩角色平分了。
ブレイブソードクエストでは勇者とヒロインが恋愛をするパートがあるからな。彼女はその中の1人だったんだ。
游戏故事中也有勇者与女主角恋爱的部分。她就是那女主角中的一个。
勇者とは魔王討伐の際にパーティーを組んでさ。
毕竟在讨伐勇者的时候一起组队了。
その道中で恋愛に発展するんだよな。
在那路上,发展的恋爱关系。
俺は全クリした人なので、よく覚えているよ。
我是打通关了的人,记得很清楚。
恋愛パートの全キャラ恋愛成就は裏技でしかできないけどさ。俺はやり込み勢だったから全員を恋人にしてハーレムしてたんだよな。懐かしいや。
恋爱部分的全收集成就是我的绝学,我干过了头一下子让全员都与角色坠入爱河。好怀念啊。
俺の好みはメエエルなんだが、彼女だって嫌いじゃない。
梅耶耶尔是我喜欢的类型,虽然她我也不讨厌。
ちょっとだけツンデレキャラなのが特に可愛いんだ。
有点傲娇的角色也特别可爱。
でも、やっぱり、彼女は勇者を好きになるんだろうな。
但是,果然,她必然会喜欢上勇者啊。
俺はチュートリアルの中ボスだしな。
我也只是说明书上的一个中BOSS。
第十话 完
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